深蒼を辿る (Follow the deep blue)

TaKU.K

Compositor: taku.k

なみだも、いたみも、こころも、分かち合う
ふたりならどこまでも往ける気がした
ある朝、世界はわたしを閉じ込めた
悲しみや苦しみはひとりでは重かった

あなたのやさしさ、それを愛せない弱さ
見慣れた丘の上、罪の重さを抱えて

──飛び立った

藍、光はゆらゆら
遠く、とおく、手を離れてく
この痛みや、この苦しみを
分かち逢えなくてよかったなぁ
世界のそこへ落ちてゆき
くらみ眩み、まぶたを閉じる
あたたかくて、やわい記憶

あなたとの宝物

頭が冴えてく わたしはそこにいた
逢えないと思ってた顔がそこにはあった

あなたはばかだよ
そこに焦がれた愚かさ
わからない わからないよ
何もかも分け合ったはずなのに

哀、ふたりはひらひら
踊る、おどる、手を絡ませて
きれいな瞳でどうか見ないで
強く、痛く、叱りつけて
世界のそこはまだ先で
ふわり、ふわり、こころは浮かぶ
甘苦くて溶けた時間
あなたとのひととき

──あぁ

あなたに、何から聞けばいいかわからなくて
泣きそうなわたしに、あなたはこう言ったね

アナタとまた出逢えた
あたしはただそれでよかったの
あたしたちはふたりでひとり

──ずっと、ずーっと一緒だよ──

世界がふたりを包んで、こどくを解く魔法をかける
あたたかくて、いたむこころ抱きしめあった
どこまでも深く、深い蒼を二人は辿る

©2003- 2025 lyrics.com.br · Aviso Legal · Política de Privacidade · Fale Conosco desenvolvido por Studio Sol Comunicação Digital